【完全版版】Webライター検定3級合格のためにやるべき対策まとめ

クラウドワークスに登録後、プロフィール作成をしますよね。

登録する保有スキルがなくて困っていませんか?

私はクラウドワークスを始めて、プロフィール作成で行き詰っていました。

そこで、知識をつけるためとプロフィールに書くスキルを増やすためにWebライターの実績ゼロで完全初心者の私が「Webライター検定3級」に挑戦してみることに。

結果、一発合格。 (↓合格したときのもの)

これから初めてWebライター検定3級を受ける人、再度受ける人に向けて合格までの最短ルートを紹介しますので参考にしていただければと思います。

この記事でわかること

・Webライター検定3級は有料級の事前講義をタダで見れるので初心者はメリット大

・Webライター検定3級は事前講義でしっかり対策すれば合格できる

敬語、著作権、重複表現、接続詞、接続助詞は必ず出るので対策するべき

目次

Webライター検定3級とは?

Webライター検定3級とはクラウドワークス公式のスキル検定のこと。

コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」様監修のライティングテストです。事前講義も準備されており、WEBライターとしての基本を改めて学習したうえで、検定に臨めます。無料のマーク式のテストなので、気軽に自分のスキルの証明が可能です。

クラウドワークス (crowdworks.jp)

引用にもあるように、Webライター検定3級は無料で受けられます

WEB試験なので自宅のパソコン、スマホで受験が可能。

テストについて簡単ではありますが表にまとめました。

Webライター検定3級
試験方法マーク式(WEB試験)
受験資格誰でも受験可能
問題数50問
制限時間なし
合格基準公表されていない
合格率5%以下
不合格の場合14日間は再受験できない

記述はなくすべてマーク式。誰でもいつでも受験可能。制限時間もないので、子どもが泣いたりしても途中で中断できます。

私は子どもが昼寝中に受験しました。
受験途中で子どもが昼寝から起きてしまい、離脱しながらも受験できましたよ!

合格率5%以下なのは対策せずに気軽に受験してしまうから

Webライター検定3級の合格率が5%以下というところに驚きませんでしたか?

私自身も受験する前、そんなに難しいの!?とびっくり。

Webライター検定3級を合格した私が、合格率が低い理由を考えました。

  • 単純に試験問題が難しい
  • 事前講座を見て対策していない
  • 無料で誰でも受けられるため、気軽に受験する人が多い

中でも合格率が低い一番の理由は、試験問題が難しいことだと思います。

私の感覚的には、対策せずに一発合格できる人は≪国語の先生≫レベルじゃないかなぁと。

敬語や接続詞など日本語がしっかり理解できていないとWebライター検定3級は合格はできません。

また、試験問題はほとんどが事前講座から構成されています。事前講座を見て対策していない人は確実に落ちるでしょう。

不合格の場合14日間は再受験できない

「自分の実力を知るために一度受験してみよう!」と思った人、待ってください。

どんな問題が出るのか傾向を知るために試験を受けてみるのはいいことだと思います。しかし不合格だと14日間は試験を受験できません

全問正解の自信があるのなら別ですが、Webライター検定3級を受けようとしている人でそこまでの自信がある人はいないはず。受けてみて、すこしでも難しいと感じたらページを閉じましょう。受験を開始しても、回答を送信するまではページを閉じればなかったことになりますよ。

ちなみに受験しても合否がわかるだけで、どこが間違っていたかなどの解説は一切ありません。

Webライター検定3級を受けるメリット・デメリット

Webライター検定3級を受けようか迷っていますか?

  • ライター初心者
  • ライターを目指して勉強中
  • ライターとして活動していけるか自信がない

上記のようなライター初心者なら受けて損はないです。

もちろんメリットだけでなはなくデメリットもありますのでそれぞれ確認していきましょう。

Webライター検定3級を受けるメリット

メリット

試験と事前講義どちらも無料で受けられる

Webライターの基礎が学習できる

クラウドワークスの保有スキルに載せられる

ライターとしての自信につながる

【メリット①】試験と事前講義どちらも無料で受けられる

試験自体や対策の講義にお金がかかる検定、多いですよね。

Webライター検定3級は試験と講義どちらも無料で受けられます

お金をかけずノーリスクで挑めるため、ライター初心者にオススメ。

【メリット②】Webライターの基礎が学習ができる

無料で受けられる事前講義は、Webライターとして仕事をする上で習得しておかなければならない基礎を勉強することができます。

句読点や敬語の使い方といった日本語の勉強から、ライターとして記事を書くときのターゲットの決め方などさまざま。

  • 著作権法に基づいた引用のルールって?
  • 「ら」抜き「い」抜き言葉とは?
  • "なぜ"を口語に直すと?

上記の問題がわからないなら、Webライター検定3級の事前講座を見て勉強しましょう。

【メリット③】クラウドワークスの保有スキルに載せられる

Webライター検定3級はクラウドワークスのプロフィール欄に載せることができます

どのように載るのかは下記画像のとおり。

ライターとしての基礎的な知識が身についていることを証明してくれるものになりますよ。

【メリット④】ライターとしての自信につながる

合格率5%以下の検定に合格することにより、ライターとして自信が生まれます。

勉強で得た「知識」と「費やした時間」はすべてライターとしての財産になりますよ。

Webライター検定3級をきっかけに基礎を学べてよかったです!
結果、ライターとして自信を持てるようになりました。

Webライター検定3級を受けるデメリット

デメリット

クラウドワークスでしか使えない

不合格の場合、再受験までに14日かかる

解答がないためどこが間違っていたかわからない

Webライター検定3級にはメリットが多いです。

しかし「これは不便…」と思う点もありましたので、デメリットとして参考にしてみてください。

【デメリット①】クラウドワークスでしか使えない

Webライター検定3級はクラウドワークスのスキル検定になります。

よってクラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトでは意味のないスキル

仕事の受注でクラウドワークスを視野に入れていないなら受ける必要はありません。

【デメリット②】不合格の場合、再受験までに14日かかる

重複になりますが、試験が不合格だと再度受験するには14日間待つ必要があります

14日も空いてしまうと試験に対する気持ちが離れていきそうだな、と感じました。

2回目で合格できればいいですが、3回、4回となってくるとしんどいですね。

なるべく最短で合格できるよう、事前講座でしっかり対策しましょう。

【デメリット③】解答がないためどこが間違っていたかわからない

試験終了後は合否しか出ません。問題の解説はナシ

どこが間違っていたのか、合っていたのか知ることができないのは非常に残念でした。

自分が理解できていないところはどこなのかわからないため、不合格だった場合の次回対策が立てづらいです。

Webライター検定3級の対策は事前講座でするべし

Webライター検定3級の対策は事前講座を受けるのが最も効率的。

なぜなら試験はほぼすべて事前講座をもとにして作られているから

私自身、Webライター検定3級の対策は事前講座のみで行いました。

事前講座でどのように対策したのか、オススメの勉強法をみていきましょう。

Webライター検定3級の事前講座は倍速で見るのがオススメ

Webライター検定3級の事前講座はYouTubeにアップされているものを視聴する形です。(限定公開になっています)

動画の本数は27本。時間にして約3時間あります。2分11秒で終わる短い動画もあれば、18分57秒の長い動画もあったりとバラバラ。

時間が取れる方は好きなペースで動画を視聴すればいいのですが、時間がない方はそうはいきませんよね。

ですので、動画は倍速で見ることをオススメします

1.5倍速~1.75倍速くらいが聞き取りやすいですよ!

【経験談】Webライター検定3級一発合格の私がした勉強法

Webライター検定3級一発合格の私がした勉強法は、事前講座の動画内に出てくる表や問題をメモするだけ

動画内で講師の方が話していることは出てくる表や問題にすべてまとめられています

ですので、表や問題を紙にメモするだけで動画の話はまったく聞いていませんでした。

メモしていて、どうしても理解できないところがあればそこだけ動画をしっかり聞くだけで十分かなと。

メモするだけで私はWebライター検定3級に合格することができたのでお試しください。

Webライター検定3級の事前講座で重点的に対策すべきポイント5選

Webライター検定3級の事前講座で重点的に対策すべきポイントがあります。

  1. 敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)
  2. 著作権法に基づいた引用のルール
  3. 重複表現
  4. 接続詞の使い方
  5. 接続助詞の使い方

上記の5つ対策のポイントは試験で何問も出題されますので必ず押さえてください。

それぞれのポイントについてのまとめと練習問題を用意しましたのでみていきましょう。

敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)

スクロールできます
普通語尊敬語謙譲語丁寧語
言うおっしゃる申す言います
食べる召し上がるいただく食べます
行くいらっしゃる
おいでになる
うかがう
参る
行きます
見るご覧になる拝見する見ます
するなさる
される
いたすします
参考:文化庁|敬語索引

Webライター検定3級の試験で敬語表現の問題は何問も出題されました。

敬語(尊敬・謙譲・丁寧)の表は必ずメモしておきましょう。

【練習問題】次の1~5の文(マーカー部分)は、A尊敬語、B謙譲語、C丁寧語のどれが使われているかそれぞれ答えなさい。

1:こちらご覧になられますか?

2:はじめまして。藤原ひろこと申します

3:明日、子どもとゲームセンターに行きます

4:4月から保育園に入園されるんですね。

5:10時にそちらにうかがわせていただきます。

答え 1:A、2:B、3:C、4:A、5:B

著作権法に基づいた引用のルール

著作権の引用ルールをマスターしておきましょう。

引用するための5つのルール

  • 公表された著作物であること
  • 引用する側の著作物と、引される側の著作物とが明確に区別されて認識できること
  • 前者(引用する側)が主、後者(される側)が従の関係であること
  • 出所の明示をすること
  • 著作者の意思に反する改変をしないこと

参考:文化庁|著作物が自由に使える場合

Webライター検定3級の受験の時だけでなく、自分のブログやライターのお仕事で他サイトから引用をするとき必ず必要な知識です。

メモしておいて、いつでも見れるところに置いておくと良いですね。

【練習問題】次のA~Cのうち著作権の引用ルールとしてあっているものを選びなさい。

A:引用する側の著作物と、引される側の著作物とが明確に区別されて認識できる。

B:引用される側が主、引用する側が従の関係である。

C:出所の明示は必ずしもしなくてよい。

答え A

重複表現

重複表現とは同じ意味の言葉を繰り返し使用することです。二重表現ともいいます。

よくある間違いを表にまとめてみました。

スクロールできます
よくある間違い不正解の理由正解
返答を返す返答は答えを返すこと。
返すをつけると意味が重なる。
返答する
答えを返す
まず最初にまずも最初も一番目の意味を持つ。
どちらかだけでOK。
まず
最初に
断トツの1位断トツは断然トップの略。
1位と意味が同じ。
断トツ
1位
後で後悔する後悔は後での意味を含んでいる。
後では必要ない。
後悔する
後で悔いる
すべて一任する一任するの意味はすべてを任せる事。
すべては付けなくてよい。
すべて任せる
一任する

どれも普段使ってしまいがちな重複表現になっています。

自分が書いた文を最後に見直すとき、気をつけてチェックすべき表現です。

【練習問題】次の文で重複表現をしているものがあります。重複表現があるものは〇、ないものは×で答えなさい。

1.朝お風呂を洗っておけばよかったと後悔した。

2.まず最初にママライターを目指した経緯をお話しします。

3.3歳の娘が運動会のかけっこで断トツの1位だった。

答え 1:×、2:〇、3:〇

接続詞の使い方

接続詞は読者がリズムよく文章を読めるようサポートしてくれる役割があります

接続詞がないとどうなるのか例をみてみましょう。

私は昨日、映画館に行った。

財布を忘れてチケットが購入できなかった。

子どもともっと一緒に過ごしたい。

仕事を辞めた。

上の2つの文章、接続詞がないと違和感があってリズムが悪いですよね。

では接続詞を入れてみましょう。

私は昨日、映画館に行った。

しかし、財布を忘れてチケットが購入できなかった。

子どもともっと一緒に過ごしたい。

だから、仕事を辞めた

接続詞を入れるだけで文章にリズムが生まれました。

接続詞がライターにとっていかに重要か理解できますよね。

主な接続詞を表にまとめてみたので参考にしてください。

スクロールできます
順接だから
そのため
すると
ママライターになりたい。
だからライターの勉強を始めた。
逆接しかし
だが
ところが
ライターの案件に応募した。
しかし、どれも受からなかった。
並列かつ
また
それから
ライターは案件を受けて実績を作ることが大切だ。
また、ブログを運営することもいいだろう。
説明すなわち
つまり
ようするに
ママライターは時間がない。
すなわち、少しの時間も無駄にできないということだ。
転換ところで
さて 
それでは
ママライターとして活動し始めた。
ところで、何から勉強すればいいのだろう。

【練習問題】次のうち逆接の接続詞として適切でないものを選びなさい。

1.しかし

2.ところで

3.だが

4.ところが

答え 2

接続助詞の使い方

接続助詞は文の前後をつなぐ役割を持っています。

接続詞との違いは、それだけで意味を持っているかどうか。”しかし”は独立した言葉として理解できますが、”が”は前後に文章や単語がないと意味のある言葉として理解できませんよね。

主な接続助詞を表にまとめています。

スクロールできます
仮定の順接ば、とママになる、生活が子ども中心になった。
確定の順接ので、から、てママになったので、子ども中心の生活になった。
仮定の逆接ても、ところでママになっても、自分の時間を諦めたくない。
確定の逆接けれど、がママになった、実感はない。
並列たり夜ご飯を作ったり、作らなかったりした。
例示だり(たり)ママは夜、子どもと遊んだりして過ごしている。

【練習問題】次の文のうち、仮定の順接を含む文はどれか。ひとつだけ選びなさい。

1.子どもたちは寝たが、ママは仕事が残っているため寝られない。

2.子どもが昼寝から起きてきたので、仕事を中断した。

3.ワンオペ育児は1人で子どもをお風呂にいれたり、寝かしつけをしたりしなければならない。

4.ママライターになると、毎日充実感を感じるようになった。

答え 4

【受けた感想】合格率5%も納得の難しさでした

ライターを始めたばかりの初心者にはかなり難しい試験でした。

国語だけは好きで、成績もそれなりに良かったのですが試験問題を覗いて撃沈。

これはしっかり対策しなければ、と久しぶりに真剣に勉強したように思います。

ライターとして活動していくならこれからは勉強の日々。スキマ時間も利用して、いろいろな知識を身につけていきます!

Webライター検定3級まとめ

この記事ではWebライター検定3級の対策についてまとめました。

何度も言いますが、Webライター検定3級の対策は事前講座に詰まっています。

  • 敬語
  • 接続詞
  • 接続助詞
  • 重複表現
  • 著作権

上記の5つのテーマは特にしっかり対策して、Webライター検定3級に合格しましょう!

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この記事を書いた人

藤原ひろこのアバター 藤原ひろこ ママライター

フルタイム勤務と子育てのバランスに悩み、2023年4月より副業ライターとして活動開始。2023年11月に独立し、フリーランスとして活動開始。やわらかいテキストコミュニケーションが得意。豊富な経験で、執筆クライアント対応で活躍中。

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